ポイントオブケア診断
試験所ではなく患者のいる場所で素早く試験し結果を得る、いわゆるポイントオブケア診断を提供できれば、ヘルスケアの品質をさらに高められます。現在行われる試験の多くは大型で高価な診断機器を必要とするため、サンプルが試験所へ送られます。診断サービスをその場で提供できれば、診断結果を待つ時間の短縮やコストの削減など、多くのメリットが得られます。
ポイントオブケア診断装置をうまく設計する鍵は、チップスケールでの統合と小型化です。これにより、装置のコストを継続して削減でき、小型で携帯可能なフォームファクタでの接続など、新たな機能を追加できます。
amsは光学技術とセンサの世界的な大手です。多くの生体認証センシングアプリケーションは、高感度を実現して複数のパラメータを測定できる光学技術に依存しています。amsが提供する様々な光学センサ技術は、光検出器、光源、オンウエハーフィルタリング技術、マイクロ光学レンズシステムなど、次世代のポイントオブケア診断システムの開発に利用できます。amsの光学センサ製品は、チップと光学モジュールの両方の形態でご入手いただけます。モジュールには光源と検出器の両方が搭載されており、最終製品の設計へ容易に組み込めます。