静電容量存在検知センシング
センサは送信部と受信部の機能ブロックを備えます。送信部は負荷(導電板と人間の手が構成するキャパシタなど)へ交流電圧信号を供給します。無効負荷電流を、センサがとらえます。
電流応答は電圧へ変換され、続いてI/Q復調されます。フィルタリングと変換を経て、負荷インピーダンス(容量性と抵抗性のインピーダンス情報)が出力されます。つまり、人間の手が導電板へ近づくにつれ、測定される容量が増えることを意味します。
これは、理想的な条件だけでなく、環境変化(濡れた手や手袋など)が静電容量の変化とともに並列抵抗成分に加わった場合でも、検出できることを意味します。