VOC測定を高精度で実現するamsのガスセンサ、Elgato社の新製品Eve室内空気モニタに採用

ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、amsのAS-MLV-P2 MEMS VOC(揮発性有機化合物)ガスセンサがElgato社 (www.elgato.com)がホーム・モニタリング・デバイスのEveファミリ新製品に採用されたことを発表しました。

AS-MLV-P2(サイズ:9.1mm x 9.1mm x 4.5mm)は、比類ない精度で周囲空気中のVOCレベルを測定する低消費電力のガスセンサです。本センサは、室内環境に含まれていることが多い汚染物質の環境濃度変化に応じて変わる抵抗を正確に測定します。

Elgato社のEve Roomでは、AS-MLV-P2が取り込んだVOC濃度の測定値が室内空気スコアに変換されます。また、Eve Roomは温度や湿度の測定値も表示します。

先進的で小型のデザインが特徴なEve Roomでは、設定や使用が簡単です。卓越した電力効率を誇るEve Roomでは、通信には低消費電力型Bluetooth® Smart無線、そして電力には交換可能バッテリが使用されるため、コード類を必要としません。そのため、低電力で動作するAS-MLV-P2は、Elgato社の設計チームにとって非常に魅力的な製品となりました。

従来、ガスセンサは消費電力が大きいデバイスであったため、高電流を引き込んで熱型検出素子を提供していました。AS-MLV-P2で採用されているams開発の革新的なマイクロマシン設計は、通常動作時の消費電力で、わずか34mWを実現しながら、低濃度のVOCに対して超高感度を発揮するため、Eve Roomといったバッテリ駆動製品に理想的な製品となっています。さらに、表面実装ガスセンサの製造に使用される再現性の高い生産工程により、最終製品の耐用年数において安定性に優れた動作を実現しています。

AS-MLV-P2は、高濃度である場合に人間や動物の健康に有害となる恐れのあるアルコール、アルデヒド、ケトン、有機酸、アミン、脂肪族および芳香族炭化水素などの質の悪い空気に関連する、さまざまな還元性ガスの大気中濃度を直接測定します。これらのVOC測定は、CO2濃度がガスを吐き出す人間や動物の存在の影響を大きく受けることから、今日の空気モニタリングで一般的に使用されている二酸化炭素センサに比べて、より有用性の高い室内空気測定を行います。

Eve Roomでは、AS-MLV-P2のVOC測定値は、全てのiPhone、iPad、iPod Touch対応デバイスで動作する、無料のEveアプリで表示されます。実用的なグラフや比較表を表示するこのアプリは、最新のスマートホーム・オートメーション技術の恩恵を受けながら、ユーザが室内環境をより健康的かつ快適に保つためのツールを提供します。

Elgato社のCEOであるマーカス・フェスト氏のコメント:「amsのVOCセンサを採用した結果、Eve Roomは、ユーザフレンドリでバッテリ駆動式の設計という特徴に加え、室内汚染レベルの高精度測定を実現しました。当社は、amsが提供する技術やサポートにより、AppleのHomeKitプラットフォーム用に設計されたもっとも優れた製品の一つを提供することが可能になりました」

AS-MLV-P2ガスセンサは現在量産中です。販売価格等の詳細については、当社の販売代理店までお問い合わせください。

サンプルのご請求や技術情報については、AS-MLV-P2をご覧になるか、 chemicalsensors@ams.comまでお問い合わせください。