ams launches NFC Sensor Interface for Industrial IoT

ams、インダストリアルIoT向けNFCセンサインターフェースを発表

2017/10/31

ミッションクリティカルな長寿命アプリケーション向け信頼性の高いインダストリアルグレードのダイナミックNFCタグIC

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ams(日本法人:amsジャパン株式会社、東京都港区、カントリーマネージャー 岩本桂一)は本日、産業用グレードの品質基準を満たし、ミッションクリティカルなアプリケーションや長寿命製品において優れた信頼性を発揮する、ダイナミックNFCタグIC「AS3956」を発表しました。

このAS3956ダイナミックタグは、ホストマイコン経由でスマートフォンなどのあらゆるNFCリーダー間を非接触でつなぐ、橋渡しとしての役割を果たします。また、NFCフォーラム仕様に完全準拠したNDEFメッセージングプロトコルをサポートしており、Apple® iOSデバイスなどのすべてのNFC対応携帯電話との相互運用性を保証します。

堅牢なAS3956を設計する段階で、amsは産業用アプリケーションやモノのインターネット(IoT)向け製品を製造するお客様と緊密な連携を図りました。現実世界のアプリケーションで徹底的な試験を行ったことで、様々な厳しい動作条件でもチップの性能や信頼性が実証されました。

今日の市場に並ぶ一般的なダイナミックNFCタグと異なり、AS3956は次のような用途での使用に最適です。

-      40℃~125℃の極端な温度範囲で使用されるなど、過酷な動作条件にさらされる産業用およびIoTアプリケーション

-      HVAC装置、補聴器、道路・橋・公共施設などインフラ向けのワイヤレスセンサといった、長い動作寿命を必要とする製品。AS3956の内蔵EEPROMメモリは、最低でも書き込み/消去サイクル100,000回、125℃で10年のデータ保持を実現

-      故障率ゼロが求められるミッションクリティカルな製品

 

AS3956には、設計者が柔軟にNFC対応アプリケーションを実装できる様々な機能が含まれています。具体的には、ホストマイコンへの12CおよびSPIインターフェース両方の提供、そして1.65V~5.5Vの幅広い電源電圧範囲などが挙げられます。

基本的に、AS3956はNFCフォーラム基準に準拠し、リーダーを使ってNFC通信に対応するスタンドアローンのType 2タグとして動作します。さらに、ホストコントローラ通信に対するデータ転送モードを次の2種類から選ぶことができます。

-      標準のType 2タグコマンドを用いたセルフタイム型データ転送メカニズムによって、ホストコントローラにかかるソフトウェア負荷を最小限にする、拡張モード

-      EMVCo要求事項またはカスタムプロトコルに沿ったISO14443A Level 4 PICC エミュレーションを実装するための、トンネルモード

AS3956は、NFCリーダーによって生成された受信RF電界からエネルギーを引き出し、外部デバイスに最高で5mAを供給するエナジーハーベスト機能を備えています。エナジーハーベストにより、生体認証スマートカードのバッテリ寿命を延ばしたり、例えばスマートインスリンペンに必要とされるように、完全にパッシブな無線センシングソリューションを実装したりするための、標準無線充電に対するコスト効率が高く、実装面積が小さい代替品として特に有用です。

ams、ワイヤレスセンサノード担当マーケティング部長、ジャンカルロ・クトリネッリ(Giancarlo Cutrignelli)は次のようにコメントしています。「前世代の汎用NFCダイナミックタグは多くのアプリケーションが必要とする信頼性と柔軟性を備えていませんでした。AS3956ははるかに優れた寿命性能を実現しています。amsが導入した厳格な品質管理プロセスと数々の確認試験により、AS3956が過酷な動作条件に対応でき、さらにRF、インターフェース、メモリ機能を損なわず維持することができるという信頼性をお客様にご提供できるでしょう」

AS3956は高さがわずか0.3mm、フットプリントが1.8mm x 1.4mmの小型チップ・スケール・パッケージ(CSP)、および3mm x 3mmのMLPDパッケージにて提供しています。現在サンプル出荷中です。発注数量は1,000ユニット単位で、価格につきましては、当社代理店までお問い合わせください。amsのICdirectオンラインストアからデモキットがご利用いただけます。サンプル請求および、より詳しい技術情報については、こちらのサイトをご覧ください。

AS3956